6/25 雨の摩周湖、霧の屈斜路湖。

●道の駅摩周温泉
●セイコーマート
●900草原
●摩周湖
●道の駅ぐるっとパノラマ美幌峠
●屈斜路湖
●奥屈斜路温泉ランプの宿森つべつ
●津別峠
●屈斜路湖
●和琴半島
●砂湯


雨は降っていない、曇りスタート。車中泊の人たちが空ボトルを持って道の駅に裏手に水を汲みに行っている様子。美味しい湧き水でもあるのかと思って見に行く。
湧き水かどうか分からないが飲用可とあるので汲んでいく。

道の駅開館前に出発。数日前に来た時もそうだったが、道の駅のトイレ掃除時、懐かしい塩素の漂白剤の匂いが漂う。昨日夜トイレに来たとき、化粧台のところに袋が置いてある。誰かがごみを置いていったのかと思ったら、下はゴミ、台の上の袋には「不用品 洗ってあります」との文字。よく見ると畳んだTシャツが透けて見える。なんだか笑ってしまった。

北海道はごみ箱がない道の駅が多い。ごみ箱を置かない代わりに、ごみ袋を販売しているところもある。ごみ箱がないからか、もともとなのか分からないが、道路脇にポイ捨てされたごみを時々見かける。女子トイレの汚物入れがごみ箱に使われているのもよく見かける。長方形のごみ箱にぴったりぎっしりお弁当のごみが綺麗にはまってるのは笑えた。

道の駅を出発し、朝ごはんのパンを買いに近くのセイコーマートへ寄る。今日発売のHOがあったので購入。6月号と同じ温泉が多いラインナップ。
720度のパノラマが見えるという900草原。720度は謎だが、ぐるっとパノラマの景色。牛とも触れ合えるのかと期待したが、遠くに放牧中の牛が見えただけ。ちょっぴり残念。雨が降ってくる。
面白い形の車。何を積んでいるのかと見れば「牛乳」の記載。牛乳が10400Lも入っているなんて思ったらテンション上がってしまう。

有料の第一展望台を通り過ぎ、無料の摩周湖第三展望台に駐車。霧はかからず雨が降っている。
摩周湖展望台だが屈斜路湖も見える。
霧の摩周湖ならぬ、雨の摩周湖。模様のような不思議な雲が流れていた。思ったより素敵な景色の摩周湖。

摩周湖の次は屈斜路湖を見に道の駅ぐるっとパノラマ美幌峠へ。睡魔に襲われ、駐車場で30分程仮眠。さて、景色を見に行こうと思ったら雨の上に霧までかかり真っ白。昼寝前は雨だけで屈斜路湖が少し見えていたのに。午後からは曇りの予報だったので、道の駅であげいもを食べ、wifiが入ったのでPCしながらしばらく休憩。天気の回復を待つが、回復の兆しなし。昼寝前に見ておけばよかった・・・と後悔しながら道の駅を出発。温泉へ向かう。


HO無料クーポン掲載のランプの宿森つべつ。日曜日とあって催し物をしていたが、雨で賑わいが少し寂しい、無臭だが少しぬるぬる系のお風呂。クリンソウ祭りの旗がいっぱいたっている。あまり興味はなかったがクリンソウってどんな花か調べてみる。どこかで一輪だけ咲いているのを見た可愛らしいピンクの花。車中泊wikiで今日の宿泊地を探していると、クリンソウの群生地として記載があった。「圧巻」と書いてあったので、せっかくクリンソウの咲いている季節ならと、見に行ってみる。
圧巻。素通りしなくてよかった。ちょうど満開の時期。クリンソウはもちろん綺麗だが、森自体がいい雰囲気の森


クリンソウの花の蜜を蜂が回りながら集めていく。まるまるころころの蜂がピンクのかわいらしい花をまわっている、可愛らしい光景。

クリンソウの満開のすごく素敵な時期なのに、しかも土曜日なのに、人が少ない。雨でも来る価値ある場所だけれど、結構な山奥。舗装はしてあるが、くねくねの細い山道を抜けてくる。クリンソウ満開ののんのの森。予想外のいい場所だった。
のんのの森から屈斜路湖へ戻る山道の途中の津別峠、展望台2㎞との看板。行ってみると、お城。
広い駐車場も完備されている。きっと晴れていたらお城のうえからは360度パノラマの景色。残念ながらの濃霧。駐車場側からは少し山が見えるが、反対側は真っ白。
3階建てトイレ完備の施設。2階にはテーブルと椅子。ご飯を炊いて食べたいところだが、建物内・駐車場内火気厳禁。
少し下まで降りてご飯を炊き、戻ってきてお城の中で遅い昼食。
時折霧の合間から屈斜路湖が顔をのぞかせる。
湖畔まで降りると雲の下に出る。屈斜路湖にちょこんと出た半島、和琴半島の付け根あたりを散歩。外から丸見えの温泉があり、おじさんたちでにぎわっている。草の先にとまったまま、死んでしまったのか、蜂が草の先で固まっていて動かない。
湖畔沿いに少し走り、砂湯へ。駐車場前のお店。店内端の一面を木彫りの像で埋め尽くされている。そばによると、木彫りの中から人が・・・びっくりしたが、お店の人。3店舗連なっていて、それぞれ中にお店の人がいる。真ん中のお店のフクロウに似たおじさん、takeさんの先輩ということが発覚。隣のお店のおじさんも青梅出身。北海道のこんなところで、不思議な出会い。
お店が閉まるので、おじさんたちとお別れをし、外へ出ると雲に覆われた湖畔のひとところから光が差している。なんだか神様でもいそうな景色。
湖畔の砂地を掘ると温泉が出ることで有名な砂湯。はだしで歩くと暖かい場所がある。そこを掘ってみるとお湯が出てくる。結構熱いお湯。かすかに硫黄の香りがする。熱くて足を入れてられないくらいの温度。周りの冷たい砂で温度を下げてちょうどいいくらい。掘っても周りの砂が崩れてきて埋まってしまうので根気よく掘る。
掘っていたら楽しくなってきて、結構頑張って大きく掘った。お店の前には四角く囲われたちゃんとした足湯がある。頑張らないと浸かっていられないくらい熱いお湯。自家製足湯で遊んだあとは、その足湯にしばらく浸かる。

夕食は昼の残りご飯のおにぎり。

早寝早起き。9時には就寝。

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田舎暮らしに憧れ 定住の地を求めて 無職の二人がHONDASHUTTLEで行く 自由気ままな日本一周 車中泊の旅

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